フィンランドで見るRabbitとHareの違い
最近ウサギと会う毎日を過ごしておりますが、フィンランド(少なくともヘルシンキエリア)で出くわすウサギには、RabbitとHareの2種類があります。
アメリカや東京に住んでいた時は主に都会や、都会近くの郊外に住んでいたのでここまでたくさんウサギが近くにいることはなかったのですが、毎日見る動物なので、一旦ここでその違いについて明確にしておきたいと思います。
RabbitとHareは何が違うの?
National Geographicによると、RabbitとHareは「めちゃめちゃ違う」そうです。
日本語でその違いを調べてみると、Hareは「野ウサギ」、Rabbitは「穴ウサギ」らしいです。
・人間が飼うのは通常、rabbit。
・hareはrabbitより通常、大きく速い。
・hareのほうが耳が長く、足が大きい。
・生まれたてのrabbitは毛がなく目も見えないが、hare は生まれた時点で毛があり、目も見える
引用:動物の英単語の違い1 (Yamamoto-Englishさんより)
前回のエントリーでアップしたウサギの写真は、rabbit(穴ウサギ)の方ですね↓日本でも見れる種類です。丸くてモフッとしているのがわかります。
しかし散歩中にはHare(野ウサギ)にも良く出会うのです↓
確かに耳も長く、前足も逞しいですね。
体も大きいです。
やはりデカイですね。数匹集まってると少し怖い印象もあります。
どれくらいデカイかと言うと、別の日に家ネコが後ろを通ったときの動画も撮影できました。
上の動画ではネコがかなり後ろを歩いているので遠近感があるとはいえ、普通の家ネコサイズです。前面にいる野ウサギはそれと同サイズ、もしくはそれ以上あるかもです。
Hareの走り方
Rabbit(穴ウサギ)がピョンピョン"跳ねて移動”するのに対し、Hare(野ウサギ)は"ガチで走ってる"感があります。Hareが走る時の足に注目すると、犬とか馬のそれに似ています。実際、かなり速いですね。
フィンランドのHareの種類
フィンランドのニュースサイトyleによると、この国で見られるHareはEuropean Hareと言われる、茶色の種類です。そしてもう1種類、Mountain Hareという、白い種類がいます。雪国で生存できるよう、白い毛で覆われているのですが、環境の変化とそれによるEuropean Hareの北上によって今では数が減少しているそう。
参考:As winters shorten, big nutbrown hare pushes out timid cousin (Yle)
まとめ:どっちがかわいいの?
Rabbit(穴ウサギ)の方がかわいいですね。
自然が間近にあり、野生動物にも日常的に会えるところがフィンランドに住んで良いと思える事は間違いないですね。