アールト大学 IDBM留学日記

デザイン × ビジネス × テクノロジー

Industry Project 調査旅行:深圳&香港 <準備編>

IDBMのIndustry Projectの特徴の一つに、一人1,500ユーロの予算が割り当てられ、調査のために旅行に行く機会があります。この予算は飛行機代と宿泊代に使うことができます。このトリップに関しても何故いくのか、何処に行くのか、どうやって行くのか、などはチーム内で話し合って決め、クライアントの承認を得る必要があります(予算はクライアント側から出ている)。チームによってはクライアントより〇〇へ行けと指定されるケースもあれば、僕らのチームのようにかなり自由に考案できるものもあります。僕等は3月の中旬に調査旅行を決行。今回は深圳に行くまでの準備編です。

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连华山公園からの眺め

目的地決定:深圳と香港へ

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宿泊は深圳の西側の桃园という駅近く

僕らのプロジェクトの内容がテックと深く関わりのあるため、深圳と香港に決めました。他にもシンガポールや米国などの候補があがりましたが、深圳はアジアのシリコンバレーと言われるほどテックが進んでいる都市。僕自身も深圳にはまだ行ったことがなかったので正直楽しみにしていました。土曜日の夜にヘルシンキを発ち、深圳に4泊、香港に3泊する1週間の旅を計画しました。 

深圳への入国

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国境付近 - このようなバンで通過

深圳へはヘルシンキから香港を経由して入る道を選択。香港から深圳に入る場合、①香港の出国と、②中国の入国のパスポートチェックを行う必要があります。色々調べていきましたが、ホテルが南山区(深圳の西寄りのエリア)にあったので、深圳湾のイミグレ(ホテルに近め)を経由するものにしました。香港空港でバンに乗り、高速道路を走ります。国境の香港側での出国の手続きは車内で通過できますが(検査員がパスポートを見て車内を確認する感じ)、中国入国の際は一旦バンから荷物を持って下車し、建物内でイミグレを通過する必要がありました。チームメートは全員中国に入るために事前にビザを申請する必要がありましたが、日本旅行券は15日間以内であればビザなしで入出国できました。すごいですね、日本のパスポート。

深圳での通信事情

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China Unicomの8日間2GB SIM

事前に調べておいたChina Unicom (HK)のデータSIM(8日間で2GB)を中国のボーダーで売ってる窓口を発見し、購入できました。これをあのタイミングで買っておいたのはかなり正解だと実感。このSIMは深圳でも香港でも使え、さらに中国本土内でもfacebook, Instagram, Twitter, LINE, Google等も全て使えたのでとても便利でした。ただし、Google Map上の情報は古いので中国国内では高徳地図をダウンロードしておくことをオススメします。Google Mapと同じようにナビゲーションできます。深圳に入ってからSIMを買ってしまうと(多分)これらのサービスが金盾(ファイアーウォール)にブロックされます。なので事前にVPNもダウンロードしておくことをオススメです。また、香港でも使えるSIMを深圳で見つけるのは難しいです。

深圳での現金事情

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ホテル近くの様子

色々な記事で「深圳では現金もクレカも使えない。全ては微信支付(WeChat Pay)か支付宝(Alipay)しか使えない」と読んでいたので正直心配してました。2018年後半より、中国国内の銀行口座を持っていないと、WeChatPayもAlipayも他の人からの送金を受け付けてくれないからです。僕も中国本土に住んでいる友人に送ってもらおうと協力してもらいましたが、ダメでした。Wechat Payもなく、クレカも現金も使えなかったら死亡!ですが、行ってみたら結論、現金はほぼ全てのお店で使えました。注意すべき点はクレカは中国国内のものしかほぼダメ、ということです。Wechat Payが使えない場合、現金を用意しておくことをオススメです。ただ現地の人を見ているとやっぱりWechat Pay は速いですね。 

深圳での英語

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街中でも緑が多いのが印象的

あまり通じません。香港に近いですが、ありがたいことに広東語ではなく普通话が話されます。がんばって学んでた普通话を使ってコミュニケーションができたことは嬉しい出来事でした。友人によると広東省にある都市のほぼ全ては広東語なのに対し、深圳は新しい都市のため全国から人がやってきて人口形成をしているので普通话が話されているとのことでした。

深圳での交通事情

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深圳の地下鉄の駅 - 東京メトロ南北線のようなイメージ

かなり綺麗な地下鉄が発達しています。現在も路線を延長したり、工事を進めたりと公共交通網は充実していると思います。バスもかなりわかりやすいです。スイカのようなバス&地下鉄okなICカード「深圳通」は大体の駅で購入できます。これを買っておくと便利です。ちなみに以前北京に行った際、客は列を成して並ぶことなどなかったのですが、深圳の地下鉄のホームでは意外と皆ちゃんと並んでいた気がします。

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深圳通を買える端末

色々準備が大変だった深圳ですが、行ってみると食事は安くて美味しく、空気も北京ほど汚染されてなく、活気のある街だと感じました。次回は深圳でのアポについて書ける範囲で書いてみようと思います。