アールト大学 IDBM留学日記

デザイン × ビジネス × テクノロジー

IDBM Industry Project 2019 始動

今月より、楽しみにしていたIDBMのメインの見所であるIndustry Projectが開始されました。先週、今週とチームフォーメーションとクライアント発表があり、キックオフミーティングも済ませ、早速調査フェーズが始まりました。

IDBM

Industry Projectとは

このプロジェクトはmultidicsiplinaryなチームでリアルクライアントと共に半年間プロジェクトに携わるものです。獲得単位数は15ECTSで、必要投資時間数は約400時間となっています。クライアントは毎年違ったりしますが、大企業、中小企業、NGOなど、様々な業種業態のクライアントが提携してくれていて、毎年双方にとって意義のあるプロジェクトです。今年はこのIndustry Projectが始まって以来、25周年だそうです。

クライアント

現時点では大声では言えない(多分)と思うのですが、僕のチームはフィンランド国内の老舗のテキスタイル企業が割り当てられました。この企業は去年も参加されていたようです。昨年までのプロジェクトはこちらで公開されています。今年も全て終わったらこのようにプロジェクト概要やチーム写真が公開されると思うので、公開できる範囲で随時更新していきたいと思います。クライアントに関しては「この企業がいい!」みたいな希望は出せず、事前の簡易アンケート(バックグランドや専門性)の結果を元にプログラム側が割り振ります。

チーム

チームも自分達で選ぶことはできず、プログラム側が細心の注意を払って構成してくれます。僕のチームはエンジニア、ビジネスパーソン、デザイナーの計5人で構成され、バランスの取れたチームができあがったと思います。

事前課題

Industry Projectではデザイン思考を活用しての進め方が推奨されています。始まる前にはIDEOケーススタディの読み込みやDeloitteのBusiness Chemistryの人格診断テストの受診、そして最後にはデザイン思考のマインドマップを作成せよ、というような課題がありました。

個人的にはマインドマップは本当にしっかり考えて組み込まないと意味がないと思っていてあまり好きではないです。理由は、頭の中でフワフワしているものをなんとなく紙に書き出して線で繋げてみたりするとなんとなくそれっぽい図が出来上がってしまうからです。なので今回作成したマインドマップでは中心にDesign Thinkingという単語を据え置き、そこから派生する線の全てに動詞を紐付け、それぞれの脈がdefinition baseで文章として意味をなすように構成しました。全てのdefinitionはIDEOのCEOティムブラウンの著書「デザイン思考が世界を変える」から引っ張りました。

IDBM, design thinking mind map

このIndustry Projectでデザイン思考のメソッドが綺麗に活用できるかどうかは微妙ですが、ポイントを抑えた上でideationとiterationで良い課題定義と解決策提示ができたら良い感じだと考えます。

個人的にポイントだと思ってること

  • 課題の定義 → 問いがかなりオープンなのでこれが一番難しそう
  • 最終アウトプットの定義 → 課題を決めることができれば...
  • チームが"空中分解"しないようプロマネの徹底 → これマジで一番大事
  • リサーチトリップの場所決定 → せっかくなので楽しくて学びのあるところに行きたい

まとめ

IDBMの中で一番楽しみにしていたプロジェクト。精一杯楽しみつつ意味のある活動をしていきたいと思います。