ヘルシンキ生活1週間
ヘルシンキに引っ越してきて1週間がたちました。8月のヘルシンキは朝5時には日がのぼり、夜10時まで明るいです。天気は今のところ抜群に良く、にわか雨がたまに降った程度。青い空と心地よい風に浮かれてヘルシンキの街をとても気に入っています。夜がそこまで明るくて寝られるのかと当初心配しておりましたが、意外と問題ありません。普通に寝てます。
今日はこちらでの僕の住環境について書いてみます。
住んでいる学生向けアパート
僕が今住んでいるのは学生向けのアパート「Antti Korpin International Student House」というところです。市の中心から北東にバス1本で30分ほど。バス停がアパートの目の前にあり、またバスは時刻通りに動くのでとても便利です。
↑これがAntti Korpin International Student House です。この建物は主に海外からきている学生向けだそうです。もう1棟がこの裏にあり、そちらは国内の学生向け。
部屋の中
部屋は7畳くらいの部屋が与えられます。ベッド、机、椅子×2、ランプ、枕やかけ布団まで全て完備されてるのがいいですね。枕や布団は何世代も渡ったのか、ちょっと汚かったので購入しました。
クローゼットは壁に埋め込まれています。食器もたくさんついてきました。
フラットメートとの共用部分
部屋は自室があるものの、ミニキッチンとトイレ・シャワーはもう一人との共用です。僕のフラットメートはイラク人の歯医者さん。5年前にこちらに学生として来て、そのままポスドクを終わらせ、そんなときに彼の故郷であるモスルがイスラム国によって制圧され、帰れなくなったのでこちらに残ったのだと!(※最近モスルが解放されたので一時帰国できたそうです)現在はヘルシンキ大学で教授をしているみたい。
散らかってますが、十分なスペースと設備のキッチンです。僕もフラットメートも料理をしません。過去にいた人たちが色々機材とか置いていってくれるので、自由に使っていいよ〜と言われています。優しいですね。
ヨーロッパ式(?)にシャワー室とトイレの便器が一緒になったやつです。シャワーをあびると便器もビッシャビシャになります。工夫してシャワーの先を逆サイドの角に向けて浴びれば、ちょっとはマシです。床がビッシャビシャの状態でトイレをする際、下ろしたズボンを手で支えながら用を満たす必要があります。マルチタスク能力が試されます。
窓の外の景色
道の真向かいに見えるのがスーパー「alepa」です。規模は小さく、大したものは売ってませんが、最低限必要な日用品だったり食料だったりは買えます。お酒(ビールのみ)も買えます。これも便利ポイントです。
気になるお値段
そして気になるお値段は..(drumroll......)
1ヶ月420ユーロ(約5.5万円)!
自分的には安い!お得な値段です。
さらにメリット:
- 敷金、礼金なし!(日本の"礼金"のしきたりが謎すぎて愚痴りたいですが脱線するのでやめます)
- しかも電気、水道、暖房、ネット、全てこみ!
- 家具つき!食器もつき!
- そして1ヶ月に1度シーツと枕カバーと取り替えてくれる!
- 僕にように少しでも節約したい学生には住みやすいと思ってます。
もしかしたらデメリット:
- 市の中心からちょっとある(バス1本で30分なので遠くもないと思う)
- アールト大学Otaniemiキャンパスからはちょっと遠い
- ↑でも1時間あれば到着するし、何より東京で一番嫌いだった満員電車がないので、それと比較すると無問題
まだ授業開始まで3週間ほどありますが、平日はキャンパスでオンライン授業で自習及び個人で請け負っている仕事をし、キャンパスが休みの休日は美術館や博物館巡り、市内観光もしてます。ヘルシンキ情報もちょくちょくあげていきたいと思います。